今回は中学生のテストの種類ごとの勉強法の違いをお伝えします。皆さんそれぞれのテストについて、どのようにとらえていますか?
もしかしたら定期テストはテスト前に勉強するけど、実力テストについては実力勝負だから勉強しない!なんてことしてませんか?ここでは、それぞれのテストの特徴とその特徴を踏まえた勉強法を学んでいきたいと思います。
①定期テスト(中間テスト・期末テスト編)
定期テストは、なんのために行われるのでしょうか?これは学校の先生が通知表を評価するための材料にするためです!そんなの知っているって方もちょっと待ってください。じゃあ先生はどんな生徒を高く評価したいと思うと思いますか?この視点はとても大事です。学校の先生は「努力している生徒」を評価します。間違ってはいけないのは「頭がいい生徒」ではないです。なぜなら通知表とは学ぶ姿勢を評価するためのものだからです。
ではどうやったらテストで努力する生徒を評価できるようになるでしょうか。それは、テスト範囲を狭くして、出す問題の出題教材を指定して、頑張って復習した生徒は点数が取れるように、その出題教材に載っているマニアックな問題も出すことで評価できるようになります!
よく定期テストで教科書の端っこに書いてある小さい用語が出たことってありませんか?それはこのためです。
したがって、定期テストの対策の基本は出題教材である範囲のページの教科書・問題集・授業ノート・授業プリントをとにかく反復して復習することが大切です!
②実力テスト(○○摸試など)
いっぽう実力テストはどうでしょうか?実力テストの目的は、本当に必要な知識やその活用力が身についているか、そして志望校に対しての今のあなたの実力がどのような位置か測るためのものです。したがって試験範囲は「今までに習った学習内容すべて」になります。こうなったときに生徒のみなさんは「何もしない」という選択肢を取りがちですが、そうではありません!試験範囲が広いのは本番の高校入試でもおんなじです!では何をすべきでしょうか。それは「自分の特に苦手な教科の苦手単元に絞って復習する」ということです!
たとえば数学と英語が苦手な生徒がいた場合
→数学の一次関数と連立方程式が特に苦手だったからその2単元だけ問題集で復習する。
英語は現在・過去進行形が苦手だったからそこだけ問題集を解いて復習する。
このように自分の得意・苦手を分析し、焦点を絞って対策する力が実力というものです。
自分の苦手がわからないという場合は、塾やテスト会社が行う摸試を事前に受けてみるとよいですよ。そうすると各教科の単元別の分析結果がわかりますので、苦手な部分を容易に見つけることができます!
ぜひ今回の記事も参考にして、有意義なテスト対策に臨んでいただけたら幸いです!
以上、詳しくもっと知りたい方は、ツイッターにて受け付けています。https://mobile.twitter.com/Z7JRNCjT5DXctjD